こんにちは、Chi・Chiです。
草木染めで染めた、繊細な色合いの糸を、かぎ針編みして花を作ります。
しろつめくさ、たんぽぽ、すみれ…など、春の花。
どんぐり、松ぼっくり、野ばらの実…など、秋の木の実。
季節を感じる糸の花を、どうぞご覧ください。
-
「春の訪れ」
¥350,000
■「第26回 日本の美術 全国選抜作家展」に出展した作品に手を加えたものです。 プラタナスの切り株を中心に、からすのえんどう、ひなげし、しろつめくさなど16種類の草花が咲き乱れています。 からすのえんどう、おおいぬのふぐり、ははこぐさ、なずな、たんぽぽ、たちつぼすみれ、ほとけのざ、おおばこ、かたばみ、しろつめくさ、すみれ、こめつぶつめくさ、ひなげし、おにたびらこ、ありあけすみれ、かきどおし。 道ばたや空き地で目にすることができる、ありふれた素朴な春の花です。 たんぽぽの綿毛のふわふわや、おおばこの細かな穂。つぼみから種になるまでらせん状にぐるぐるまわるなずな、からすのえんどうの小さなさや豆、おおいぬのふぐりのぷっくりした種。 花ばかりでなく、咲く前のつぼみ、花が散った後のすがた、ほんものの草花に近づくよう、細かくていねいに作りました。 中央の切り株は、プラタナスのつもりです。迷彩もようの樹皮、大きくえぐれたうろ。古くなって切り倒された株のようですが、明るい黄緑いろの若葉が芽生えています。 もんしろちょうがひらひら。切り株のふちを、ありが歩いています。しろつめくさの葉っぱにはてんとう虫がとまっています。 草花も、切り株も、虫たちも。訪れた春を謳歌するすがたを、ぎゅぎゅっと詰め込みました。 直径は約35cm、高さは約15cmです。 硬い芯は入れていないので、底面は少し柔らかいです。なるべく平らな場所に飾っていただきますよう、お願いいたします。 2021年2月、上野の森美術館にて行われました「第26回 日本の美術 全国選抜作家展」に出品するために制作した作品です。 同展覧会におきまして、山本豊津賞を受賞しました。 切り株の若葉や虫、裏地など、出展時より手を加えております。 ―― ※ ※ ※ ―― 花や葉っぱを細いレース針でかぎ針編みし、ワイヤーに巻き付けて形づくり、1本1本土台に植えて作りました。 糸は、白い糸から染めたものです。 切り株や土台も含め、裏地を除いたすべてを草木染めで染めた糸で編んで作っています。 草木染めは、化学染料のように丈夫ではないため、直射日光、水濡れなどにはお気を付けください。 また、どうしても月日とともに色褪せてまいります。自然の色ならではの味としてお楽しみください。
-
標本画ふうしろつめくさのコサージュ
¥10,000
SOLD OUT
■草木染めで染めた糸を細いレース針でていねいに編んで作った、しろつめくさのコサージュを、標本画ふうに仕立てました。 うさぎのしっぽのような、まるいしろつめくさの花。 春になると、公園や道ばたや、いたるところで見かける、おなじみの花ですが、種がどんなふうに付くかはご存知でしょうか。わたしは知りませんでした。 レンゲソウやカラスノエンドウのようにわかりやすくさや豆が付かないので、知らなかったのですが…。じつは、シロツメクサもさや豆ができるのです。マメ科なので、当然かもしれませんが。 咲き終わったあとの、枯れてくしゃくしゃの花に隠れて、小さなさや豆ができているのですね。花の一つ一つが小さいので、豆も小さいのです。 根っこには、根粒菌が付いていて、つぶつぶができています。これも、レンゲソウなど、マメ科の仲間と同じです。 ふだん目にしている花でも、知らないことはたくさんあるのですね。 そんなシロツメクサの姿を、標本画ふうに仕立てました。 花の枝にはピンがついていて、コサージュになっています。つぼみの花や枯れかけの花、葉っぱのもよう、茎に付いた苞葉や、それぞれの節から伸びる根っこ、細かいところまで再現した、大ぶりのコサージュです。 使わないときは立てて飾って置ける、植物図鑑の1ページのような、シロツメクサのコサージュです。 ―― ※ ※ ※ ―― 花や葉っぱをかぎ針編みし、ワイヤーに巻き付けて形づくり、ピンを付けてコサージュにしました。額とセットになっていて、使わないときはフックに引っ掛けて飾っておくことができます。花やさや豆標本は、額に縫い付けてあります。 糸は、すべて白い糸から染めたものです。 草木染めは、化学染料のように丈夫ではないため、直射日光、水濡れなどにはお気を付けください。 また、どうしても月日とともに色褪せてまいります。自然の色ならではの味としてお楽しみください。
-
標本画ふうひなげしのコサージュ
¥10,000
SOLD OUT
■草木染めで染めた糸を細いレース針でていねいに編んで作った、ひなげしの花のコサージュを、標本画ふうに仕立てました。 オレンジ色の花びらがあざやかな、ナガミヒナゲシの花。 薄いひらひらした花びらは、繊細で美しいですが、道ばたでもどこでも生えてどんどん増える、なかなか厄介な雑草でもあります。 つぼみの頃は薄緑色の殻に覆われて、殻がはぜ割れるとオレンジ色の花びらが出てきます。 花の中心にぴょこんととびだした花芯は、花びらが散ると熟し、上部のふたがぱかっと開いて、隙間から黒い小さな種がぞろぞろと出てきます。 雑草と思うと厄介この上ないのですが…。良く出来ているなあと、いつも感心してしまうのです。 そんなナガミヒナゲシの姿を、標本画ふうに仕立てました。 ひなげしの花には、裏にピンが付いていて、コサージュになっています。根っこや、根もとの枯れた葉っぱまで再現した、大ぶりのコサージュです。 使わないときは立てて飾っておける、植物図鑑の1ページのようなナガミヒナゲシのコサージュです。 ―― ※ ※ ※ ―― 花や葉っぱをかぎ針編みし、ワイヤーに巻き付けて形づくり、ピンを付けてコサージュにしました。額とセットになっていて、使わないときはフックに引っ掛けて飾っておくことができます。つぼみや花びら、種標本は、額に縫い付けてあります。 糸は、すべて白い糸から染めたものです。 草木染めは、化学染料のように丈夫ではないため、直射日光、水濡れなどにはお気を付けください。 また、どうしても月日とともに色褪せてまいります。自然の色ならではの味としてお楽しみください。